高柳賞

財団設立趣旨と現状

昭和11年に高柳先生以下研究者が日本放送協会(NHK)に移ってテレビジョンの研究を推進することになり、多くの特許、実用新案技術の見返りとして、NHKより浜松高等工業学校に多額の報奨金の寄付をうけた。浜松においても引き続きテレビジョン研究を促進する目的をもって、昭和12年11月文部大臣より設立許可を受け、財団法人浜松高等工業学校電子工学奨励会を設立された。

設立後は浜松高等工業学校における電子工学の研究教育の必要な事業への援助、特に戦災後の電子研究室に研究費の援助を行い、その復興に寄与した。高柳先生の開拓的な研究に対する精神が継承され、静岡大学における電子工学の発展に寄与してきた。

昭和20年以降の戦後、本財団は、基本財産保全に対して特筆すべきは、学生、職員の住居等、厚生施設不足の時に、土地を購入し、職員の住居を提供し、側面から教育研究活動を支援した。昭和26年に財団法人浜松電子工学奨励会と改称した。

高度経済成長も終わり、不動産の管理維持も大変となり、昭和59年に、これら不動産を売却して基本財産に繰り入れて、この資産を運用することとして、その果実をもって高柳賞として、静岡県及び静岡県に関連をもつ個人又は団体に対して、電子科学に関する顕著な研究を表彰し、また、将来有能な研究者の研究を助成し、電子科学の向上発展に寄与することとした。

高柳賞の贈呈額は社会的経済的状況の変動への対応のために贈呈額を変化させざるを得なかった経緯もあるが、これまでの状況は以下のとおり。

高柳記念賞として 38件 総額 6,800万円
高柳研究奨励賞として 127件 総額 5,820万円

(1985~2017年度)

事業目的

電子科学に関する研究を助成振興し、もって我が国の電子科学の向上発展に寄与することを目的としています。

事業内容

1

電子科学に関する研究者又は団体に対する褒賞の贈呈

電子科学の分野で、顕著な研究業績をあげた研究者又は団体に対して高柳記念賞として賞状と賞金を贈呈する。

2

若手研究者の行う電子科学に関する研究に対する助成

電子科学の分野で、新しい研究を展開できる有能な若手研究者の研究意欲を振興し、研究を支援するために、高柳研究奨励賞として賞状と賞金を贈呈する。

3

その他この法人の目的を達成するために必要な事業

電子科学の発展振興のために、必要な場合に支援事業を行う。

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平成30年度
規定

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